三豊市KA様邸㊗完工㊗ 人工芝・ウッドデッキ・物置・植栽工事完了
工事の流れ
鋤取り・人力での残土処分からスタートしました。炎天下での人力作業はかなりの重労働でしたが、土間コンクリート、下地コンクリートを精密に計算し、打設。タイルやウッドデッキの納まりがミリ単位で設置できるよう細心の注意をはらい施工しました。人工芝や砂利敷きの下地にもしっかり防草シートを仕込み周囲が農地ということもあり、雑草対策としてもしっかり準備をしております。
イメージを大切に
KA様とはお電話でのお問い合わせがきっかけでした。初回お打ち合わせの際、玄関から和室までの空間にはこだわった天井や壁材と風合いへの想いが印象的でした。そういったお好みを知る事からプランニングはもちろん色合いをサンプル、デッキなどのスペースに関してのイメージの見える化を重ねてできたイメージプランから私達のサービスは始まります。
そのイメージを実現を施工で実現できるかが私達の仕事であり、本来の腕の見せ所です。ではご覧下さい。
今回のこだわりについて
KA様に限らず個人的には毎現場こだわっていますが、まず土間勾配と人工芝との高さや爽快感を出す為に少し土間・タイルの勾配を緩めに設定することをご主人様にご了解頂き極力フラットなお庭を実現したかったことです。水はけが少し悪くなりますが、南面で日当たりがいい為水たまりのご心配はありません。
庭全体をフラットにするなら舗装材タイルを使用しようかと思いましたが、家の玄関タイルと同じものがいい。ということで磁器タイルを選定しています。
そして土間の仕上りやタイルの目地細部まできれいである事。目地を度アップにしてもこの綺麗さです。これは職人さんの腕のお陰でいつも感謝しています。
ウッドデッキ窓下との精密な納まりや特殊納まりでの見た目の工夫にはいつもこだわっています。なかなかマニアック過ぎてブログでご説明が難しい為割愛致します。できればお写真でご覧ください。
そしてもう一つは「クリアランス」
実はウッドデッキは木粉樹脂で、樹脂素材は夏場と冬場にかなり伸縮します。壁とのクリアランス、デッキの目板同士のクリアランスが少ないと商材が押し合い、外れてしまったり、取付箇所へ負担が大きくなったりとその後のクレーム要因となりかねません。最終的に構造物を痛めてしまう恐れを考慮し、私たちはその部分にも注意して施工しております。マニアックで申し訳ございません。しかしカタログや御見積では判断できないとても重要な部分です。
水平や垂直は当然何度も確認しながら施工します。また台風やちょっとした衝撃にも耐えうる為の足元とした土台・下地等やアンカー固定などの準備にはとくに危機感を持って対応しています。
今回は土間とタイルの段差がなく、土間・タイル間にホコリや汚れが溜まりにくいよう施工しております。日頃お施主様が簡単に水洗いで掃除して頂けるように、ほうきはいらずホースのみで水洗いして頂けます。面倒な掃除方法はメンテナンスするモチベーションを下げてしまうからです。事前にフラットで施工させて頂いた狙いはここにもあります。
また、人工芝や防草シートのカットの細やかさも職人同様こだわっている部分です。職人さんも性格、腕、道具が揃ってできる優しい工事です。
また、毎回商品の梱包やゴミは溜めず当然撤収と清掃は毎回徹底していますので、現場は常に清潔に。
人工芝は張る方向も統一します。毛の向きは敷地全体で統一し、爽快感を保ちます。
そして、植栽は実際にご自身の目で見て選定して頂いているので後は現場で向きを確認して植込みました。
完工写真
KA様お問い合わせの出会いから完工までお世話になりました。私たちの納まりに対する姿勢を見て頂いて「まかせてます。」の一言がありがたく、尚チームの気を引き締めました。その信頼に答えられましたでしょうか?この先強度含め、永くお使い頂ける自信作が今回も出来上がりました。妥協せず取り組む姿勢を見て頂けていたこと。お客様はやはりそういったところもしっかり見てくれているんだなと実感しました。
毎回かなりきつい作業が続いていますが、おかげさまでこの厳しい夏もなんとか乗り超えられそうです。
この度はご依頼誠にありがとうございました。