【土間コンクリート養生３日目】刷毛引きと金鏝の違い
本日は、坂出市林田町で打設した２回目の土間コンクリートの乾き具合を確認してきました。
３日目で表面の乾き具合はOK。明日には脱枠出来そうです(^^)/
パッと見ると、手前と奥で色が違いますよね？
これは土間コンクリートの仕上げ方を変えているからです。状況によって勾配を少しきつく取る時は車のタイヤが乗り上げやすいように刷毛引き（はけびき）という仕上げ方をする場合があります。
金鏝（かなごて）は奥、鏝で仕上げるので皆さんが知ってるペタっとした仕上りになります。
ちょっとアップで見てみましょう！刷毛で掃いたような模様が手前から奥に向かって綺麗についていますよね？
アップの方が見辛いかな💦
こういったタイヤの摩擦がかかるように刷毛引きに仕上げることで乗り上げやすくなったり、歩行にしても滑りにくいようになります。タイヤ痕も少し付きづらいメリットもあります。
金鏝仕上げと金額は変わらない為、どちらも選んで頂けます。
デメリットは雨水が流れづらかったり、掃除がしにくくゴミが少しかかりやすいんじゃないかなぁという部分。
所々白くなってきているので明日は型枠を外し、花崗土を入れ奥様が準備しているという人工芝が敷きやすいように整地をする予定です。
刷毛引きは少し離れてみるとこんな感じ。駐車入口の方よりも門柱側の方が勾配がきつく仕上げてますが、これは家の基礎のベースコンクリートや排水管が地中に迫ってきていたので勾配を上げて施工しています。
状況を把握しながらお施主様にも確認して頂き施工していくんですね(^^)
外回り工事なんて初めての方も多いので、念の為、柱の位置、門柱の位置その角度や高さ、土間の勾配や整地する高さは図面ではわかりにくいと思うからです。
プランニングと現地は深さや高さなど実物とスケールが違う為、イメージを違っているかもしれない部分を埋めていく対応も大事なコミュニケーションです。
一生に一度、後悔がないように、２度としないかもしれない工事なのでしっかりと仕上げていこうと思います。
