後悔する植栽目隠しカイヅカイブキ
後悔する!?植栽目隠し カイヅカイブキ
引用した文面をご紹介
【カイヅカイブキ】
・ヒノキ科の常緑針葉樹で、海辺などに自生するイブキ(ビャクシン)の園芸品種(あるいは変種)とされる。大阪の「貝塚」で作られた、あるいは樹形が巻貝のようになることから、カイヅカイブキと命名された。
・カイヅカイブキが登場した頃はコニファー類が今ほど普及しておらず、他の庭木にない洋風な雰囲気が好まれ、北海道南部以南の各地で一般家庭の生垣としてさかんに植栽された。昭和時代を代表する生垣樹種といえる。
・当時としては大気汚染に耐えるほぼ唯一の針葉樹であり、その丈夫な性質が高度成長期の時代性と合致したこともあって、学校、工場、高速道路などで大量に植栽された。現在見られるカイヅカイブキの多くはその名残であり、新たに植栽される例は年々減少している。
・人気の理由は、枝葉が密生するため植栽直後から目隠し効果があること、成長が比較的遅く、放任しても樹形が自然に整うことなどにもあったが、これは枝先の新芽を常に剪定できる余力のあることが前提。実際にそうした管理がなされるのは稀であり、現代では大きくなり過ぎたカイヅカイブキが伐採の憂き目にあっている。
とありますが、植栽撤去の際も多い種の樹木となります。植樹した年数により、木の根の深さや、長さも相当なものとなるので、撤去の際は「根っこごと」なのか「根っこまで」なのかで予算も異なる為、要確認が必要と心掛けております。
貝塚息吹は背丈が大きくなり、日頃の手入れが不可能となり伐採を余儀なくされます。築40年前のお家には結構存在している印象です。やはり「邪魔になる」「手入れができない」とのお声がほとんどです。
その他ではゴールドクレストも当時流行で良く見かけた方もあると思います。これも放っておくと15mほどの高さになるので後で撤去となると状況により、人手が必要です。いつも言われることですが、貝塚やゴールドクレストの量によってお客様が不快に感じてることはなんせ、
「虫が多い!!」
密集した樹木には蚊や蜘蛛など多くの虫の住み家になっていることが多く、特に奥様方のお困りだった虫が減ったことが喜びだそうです。
【8m級 ゴールドクレストの伐採】
【10m級 大木の伐採】
また、道路に面した位置に大木が育ってしまい、電柱に今にもかかりそうなケースもあり危険なんで撤去するといったご依頼もあります。枝自体も敷地から突出してしまっています。
今回は木の根っこも掘り出しました。下記の画像が実際に掘り出した10m以上級の根っこの大きさです。
【15m級 大木の伐採】
そして15m以上級の樹木の撤去の現場写真です。
ごく稀な方だと思いますが、中にはここまでで育った樹木もあります。人の小ささが引き立っていて、樹木が尚の事大きく見えます。
奥のお家にはまだ同種類の樹木が立ち並んでおりますが、ご依頼主様のお庭は綺麗になりました。
参考までにスッキリとした外周の施工例です。
庭・外構リフォームの際、敷地の樹木や植栽の撤去もお任せください。害虫や危険対策の為にもおススメです。また見通しもよくなり、清潔感や後の手入れの手間も一層違ってきます。枝が敷地からはみ出ていると通行の車に傷を付けたり、また通行人のケガの要因にもなり兼ねませんので一度ご確認いただき、お問い合わせください。