香川県丸亀市飯山町・危険ブロックに関して
香川県丸亀市飯山町危険ブロックに関して
飯山町東坂元では先日西面、南面、東面途中のブロック塀解体が終わり、引き続き東面途中から道路面までを一気に解体していきました。
築50年ほどだと思いますが、施工最中でも危険で、ブロック、鉄筋の劣化で強度不足となったブロック塀は重機で力を入れると一斉にバタン!と倒れる箇所もあります。これが震災時に起こってしまうと大変です。もし、震災の避難中などで通行人がいればと思うとゾッとします(*_*;
また解体だけではなく塀のリフォームとなると、既存物に影響がないように撤去をしていき、後の補修作業などを考えて進めていきます。既存の基礎、電気配線や排水などを傷つけないように細心の注意やご近所の通行にも配慮して進めていかないといけません。
写真の手前からコーナー2カ所目は外に大分傾ていれることが目視で確認できると思います。7段以上の築30年ほど経過しているブロック塀の場合は注意してみてください。
ブロック塀を解体する前に亀裂が走っている部分には大体鉄筋がおり、錆びて膨張します。また重量を支えにくくなりヒビが入っていることが多いです。特に7段以上のブロック塀を積み上げているところは要注意です。昔はブロック塀内のモルタルや鉄筋が少なかったり、基礎にすら鉄筋が少ない場合があります。
壊す前にすでにブロックが欠け落ちていて、中の鉄筋が丸見えでした。手で触るとボロっと落ちてくるほど劣化していることが確認できます。解体最中でも鉄筋が劣化していて壊したブロックがよく落下してくることもあり非常に危険です。もし足先に落ちてくれば間違いなく骨折します(*_*;
重量が重い事と基礎部の鉄筋が少ない事で写真のように重量がコーナーに寄りかかり基礎にヒビが入っています。飯山町にもまだまだこういう危険ブロックが多く存在しているのでもし、不安だという方は一度チェックさせてください。