香川県 ご近隣の危険となる前に!ブロック塀チェック
【安全対策・倒壊対策】ブロック塀・土塀・外塀工事
築20年以上前の建物には、ブロック塀・土塀など外塀の高さが現在の基準を考慮せず工事されていることがある為、震災や老朽化で倒壊する可能性が高く、安全を考え工事を依頼される方が増加しています。もし、万が一倒壊すれば、ご近隣、通行人、ご自身の重大な事故へと発展する可能性もございます。倒壊への備え・震災への備えとしてご相談頂くか、今一度現在のブロック塀、土塀、擁壁の状態をご確認ください。
(綾川町・綾歌町・まんのう町・飯山町・坂出市には土地が広く、古くからある7段以上の塀がまだまだ残っています。)
築20年~40年のブロック塀【写真:綾歌町】
築50年~100年の土塀【写真:坂出市】
注意!【ブロック塀の老朽化は分かりやすい!今一度ご確認を!】
ブロック塀のチェック方法
国土交通省より『ブロック塀の安全対策』への第一歩として、下記のようなチェックシートが出されています。5項目のうち1つでもチェックが外れる場合は、対策が必要だとされています。
他にも、ブロック塀の所有者の方に向けたパンフレットも作成されています。
地震等の影響で倒壊したブロック塀を目の当たりにした際に、初めて危険を感じます。万が一に備えての早めの安全対策、道路や田んぼ・ご近所の方にご迷惑をかけない為の対策として、早めのチェックをしてみませんか?
ブロック塀の種類により条件が異なります
左記赤枠のように『補強コンクリートブロック造』と『組積造(そせきぞう)』と種類があり、チェック条件も異なります。まずは上記5項目のチェックや、より簡単に下記をチェックいただくだけでも安全対策になります。
- 5段以上積み上げていないか
- 力を加え「ゴトゴト、ガタガタ」音がしないか
- ブロック塀にヒビや亀裂が入っていないか
- 傾いていないか
ご心配であれば、現地確認もさせて頂きますので、お声かけください。土塀・ブロック塀解体や基礎、フェンスなど今後の対応策も含めてご相談させて頂きます。
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一般的にブロック塀に使用されるコンクリートブロックサイズ
コンクリートブロック(CBブロック)の厚さは10cm/12cm/15cmと種類がありますが、ブロック塀に使用する物はJIS規格に適合し、厚さが12cm以上とされています。
ブロック同士を繋ぐ目地(めち)の部分を足すと、ブロック1個で高さ20cm・長さ40cmと覚えていただくと良いかもしれません。
例)
ブロック7段積み⇒20cm×7段=140cm(1.4m)⇒OK!
ブロック11段積み⇒20cm×11段=220cm(2.2m)⇒注意!
ブロック塀の高さが2.2m以内(12段以下)なら大丈夫?
香川県内でよく見かけるブロック塀は、ほとんどが5段~8段積みです。
高さの条件『2.2m以内』はクリアしています。
道を歩く際や運転中に意識して見ていただくと、遠目からでも大きな亀裂や破損、傾きを確認できる場合もあります。高さや厚さ・控え壁の有無だけではなく、ブロック自体の傾きや状態を見てみて下さい。
ブロック塀自体だけではなく、ブロック基礎に亀裂が入っている場合もあります。ブロック基礎も一緒にチェックをしておきましょう。
ブロック塀・外塀リフォーム工事、修繕工事例
◆築30年ほど経過し劣化、倒壊でご迷惑をかけたくない!ブロック塀のリフォーム工事例
敷地をぐるりと囲むブロック塀。O様お手製の竹垣の劣化、ブロック塀の経年劣化・ヒビや破損を確認され、万が一倒壊した際の道路への影響、隣接する田んぼの持ち主さんにご迷惑がかからないようにされたいとご相談をいただきました。
1)既存ブロック塀の解体撤去
2)ブロック塀を新設
新たにコンクリートブロック・化粧ブロックをつきます。段数を最小限に抑え、軽量化します
3)目隠しフェンスの設置
フェンスで軽量化、プライバシー保護・防犯対策の役目も果たします
4)ブロック基礎の補修と最終チェック
※補修で問題ないかどうかは、ブロックの劣化具合・ひび割れ等の状況・費用面でご相談のうえ判断していきます
施工前&施工後比較
見通しが良く、通行者や通行人も確認しやすくなり、目隠し効果は保ち軽量化。外観・安全性共に抜群です。
施工前
施工後
施工前
施工後
施工前
施工後
代表 福田
◆傾き倒れそう、通行人の死角になり危険!ブロック塀のリフォーム工事例
一見まだまだ綺麗なブロック塀ですが、道路側に倒れ掛かっており倒壊が心配。また、ブロック7段積みの高さが(約1.4m弱)ちょうど通行人の死角となり、車の出庫時も危険を感じるとご相談をいただきました。
1)重さに耐えきれず傾いていた、上5段分のブロックを解体撤去
住宅街で通行人もおいでる為、養生。ブロック塀の内側は植栽が植えられていますので、慎重に解体撤去を行います
2)ブロック2段を残し、目隠しフェンスを設置
隙間の少ないタイプのフェンスで目隠し効果、ブロック塀のカット面はモルタルで補修し綺麗に仕上がりました
施工前&施工後比較
ブロック塀の高さはブロック約5段分(約1m弱)ほどになり、死角問題が解決。目隠し効果のあるフェンスで軽量化、倒壊の危険性も回避できました。
施工前
施工後
代表 福田
香川県内 ブロック塀・土塀等、外塀の安全対策まとめ
何十年と敷地を守り続けてくれるブロック塀、いかがでしたでしょうか。
ご相談をいただくほとんどの方が、ご自身の為というよりはご近所さんや道路への配慮がきっかけという印象です。実際に各地で地震などの災害も増えており、いつか来るであろう南海トラフへの対策としても重要なブロック塀。一度チェックをしていただくだけでも、安全対策への第一歩となります。
ご自身でのチェックが難しい方、費用面がご心配な方もぜひ一度ご相談下さい。
現状に合った解決策を一緒に見つけていきましょう。お問い合わせをお待ちしております。