人工芝・防草シートをネットで買う方、ちょっと待って!ガーデン専門店でありamazonベストセラーがお伝えします。
「手間はかけたくないけど緑が欲しい!」そんな厳選商品について
もう年末まで後2ヵ月なくなってきましたね(^^♪
一年は早いなと。
私の日常で一番大切なのが施工、現場管理です。
いつも掲載させて頂いている写真や記事はちゃんとした仕事&実務だと認識しております。
尚、施工ブログは掲載していい方と遠慮したいという方がおられますのでご契約時に個人情報取り扱いについて掲載しても良いかお客様へヒヤリングしてをおります。
現場管理は毎日欠かさない習慣としてもう16年目。
たまにはブログをさぼりたいなぁと思う時もあります(;´・ω・)
でも体に染みついていて結局16年ブログを掲載し続けています。
その何年間、何千現場から培った努力と我慢と血と汗を無駄にせず未来のお客様へのご提案に活かせるよう努力しております
商品の発掘と提案(ネット商品研究)
打合せや見積書やサンプルのご提出はいつものことですが、ネットで物を買う方も多い世の中。ガーデン商品につきましてもネットで購入する方も少なくないのでamazonや楽天などで取り扱っている商品が如何ほどなのかも研究したりしてます。
ちなみに実際、
「ガーデン専門店が、アイデア商品を1種類だけamazonで売ったらどうなったか」
知りたくありませんか?
タイトルの話とは若干反れちゃいますが、プロとしてネット商品を見て違和感があるものが一つありまして、初めてのショップ販売なので物申したい商品を少しアレンジして販売してみました。
プロとしてネット商品に感じた違和感
amazonで当時のソーラーライトは、
- ブラックと青白い光のソーラーライトがいっぱいあった
- 40LEDくらいのもの
2022年の11月時点では透明も出て、電球色も多くなってしまいましたが、
私が変更して作った点は、
- 本体色はホワイトと光が自然な暖色(住宅の外壁は白が多いやろと当然に思っていた)
- LEDは100個(タカショーやパナソニックの結線タイプをほぼ同じ強さ)
- 愛着を込めて商品名を付ける
これだけです。後にどれだけ売れたかお話してますのでぜひ。
しかし経験とは恐ろしい。当たり前をアイデアにしただけ。
昔、お客様に言われ、
「青白い光は幽霊でそうで怖い!」
「え?」
柳でもあれば出そうやけどなぁと思いましたが、早急に電球色に変えた失敗談としての記憶や日頃とネット商品の当たり前に違和感があり、ちょっとした商品でちょっとしたアイデアというほどの事でもないですが、自分でも日常的な商品の当たり前とネット商品の当たり前とでは少し違うんだなと初めて気づきました。
結果、amazonセンサーライト部門でベストセラー獲得しました。ネットを理解するのは店舗を出した方が早いなと実感。(楽天ではリアルタイムランキング2位!)完売です(;´・ω・)
問い合わせの量やスピード。購入されるお客様の声や反応がとても勉強にもなりました。
あれは色んな県から問い合わせがくるので楽しかったなと思いました(^^♪
愛知県の山奥の役場の方からとかお電話頂いたり、色んな方言や中にはセンサーライトマニアって方からもめちゃくちゃマニアックな質問にドキドキしながらお応えしたりしてきました。(そのマニアからも認めてもらえました)
そんなamazonでも楽天でもネット販売を経験し、ライバルや市場を味わった私が防草シート、人工芝についてもご説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
防草シートに2度目のチャンスは無い!
防草シート最強説はじまる
世の中にはホームセンター、ネットサイトなどで多く種類がある防草シート。その種類は全て取り寄せ、実際に現場でも使用してきました。ソーラーライトは安価でもあり、取り替え可能ですが、防草シートそうはいきません!
結論、お施主様の反応も同時にみてきましたが今のところ「デュポン製 ザバーン」が一級品です。
写真の下に写るGシートツインはやはり「頼りない」という印象。
何回もやり替えたりできない為、特にこの商品以外はほつれたり、雑草と混同したり、劣化が早かったりといまいちだと実感。この商品使い出した香川県での元祖は私ちゃうんか?くらい前から使用してます。
プロは売って終りでは信用されない!だからそれだけ商品選定も真剣なのです
ザバーンの長所をわかりやすく
強い繊維がすいた和紙のように絡まっている為、
- ほつれない
- 360°の引っ張りに強い
- クセになるくらいカッターで切りやすい(スパっと切れます)
- 3種類の厚みを使う場面次第で選定できる(0.8㍉、0.64㍉、0.4㍉)
- ロールは女性でも持ち運べるほどの軽さ
決定的根拠!ザバーン衝撃の6年後!
これは、6年前に弊社で施工して頂いた方の実際の写真をアップで掲載します。駐車場を広げる為に砂利をひとまず移設して、防草シートをめくっているところです。
砂利敷きの下にあるのがザバーンです。6年経っても雑草一つ生えていない状態を見てみて下さい。
元々は雑草が生えていたところに1期目の庭工事から6年後、2期工事では駐車場拡張工事というご要望。
お客様も「全然草生えないよね~!」とこちらもホッとするくらいの品質(;´・ω・)
経年劣化について「半永久的」と記載されております。
ほんまかいなとなりますが、6年でこの状態ということは信じていいでしょうとなります(;´・ω・)
全国でも防草シートはやっぱりザバーンが最強やろという同業の方は多いはず!!
他にあるならぜひ教えて頂きたい(>_<)
昨日は地元綾川町の土建屋さんが
「防草シートええのん知らんか?」
ということでザバーンご紹介。
土建屋社長「これええやんどこの?」
僕「え?知らんの?」
土建屋社長「知らん」
言うてました(^^♪
私より20年も先輩の土建屋のおっさんが知ってませんでしたので丁寧に教えて差し上げましたし、何ならウチから買ってねと昨日価格表をFAXした次第でございます(^^♪
プロなら誰でもその良さが分かるザバーン。最近では知名度も高くなってきているそうで何よりですが、まだまだ開拓の余地ありそうですね。
そして行きつくのはこの人工芝!
人工芝もかれこれ10種類以上は研究してきて、ネット上での主力商品も把握してきましたが、高品質とそれに見合うコストならということで最後に行きつくのはこれ。
私は営業に来られたからといってメーカーの肩は持ちません。絶対に「いいもの」を手に入れたいですよね。
先程の防草シートのお客様もいいもの、いい施工だと感じてくれたから2期工事をご依頼頂いたわけです。
人工芝も何種類もある中、お客様評価も圧倒的に一番!そして最終的に判断したのは、
「ユニオンビズ メモリーターフ」
クローバーターフもいいけど同等仕様ではあるがそれにしては少し高い。その他ネット商品は芝自体が薄い。
高品質と安価なもの(ネット)の商品の違いは、まず人工芝の裏面を確認してください。
人工芝は裏が肝!
ネット商品のPRに勘違いしないで!もっとアップで分かりやすく掲載します!
私が厳選したネットの中でも一番マシかなというネット商品とメモリーターフの実写です!!
下記⇩⇩⇩
ウレタン仕様のメリットは大きい
単刀直入に圧倒的に施工がしやすく、撥水性が高い!これにつきます。
10年以上保持できる強度もここだと思います。
ウレタン仕様になっていない商品はロール梱包のクセが直らず張りづらい、また吸水性があり早期劣化の元になる要因を秘めています。ネット商品のほとんどがウレタン仕様になっていません。
メモリーターフは梱包からほどいた時からペタッと広がる柔軟性もあり、隅の固定ピン打ちがとてもしやすい。
でもどうしても価格優先だという方はここだけ把握しておいてください。
張り替えとなっても粗大ゴミや破砕ゴミとして廃棄しづらい人工芝は劣化後の対処が大変なのでお気を付けください。
ボリューム感は毛の加工
これも実写のアップですが、ネットで安くボリュームもある品。(上記と同じ品)
メモリーターフのような毛がV加工になっていれば梱包から出してもクセが少ないです。今回取り寄せた安価な商品はボリュームはあるがV加工がない為、毛が中々立ちません。張り上げた当初はペタッとなり、思っていたボリュームとは違うのかな?と勘違いするかもしれません。
下記⇩⇩⇩
人工芝品質 おさらい
サンプルみたいな小ささでは分からない!実際にロール梱包で届いて初めて分かる!
- 良質商品:毛が立つ、シートがペタっと張りやすい
- 安価商品:毛がペタっとなる、シートペタっとならず張りにくい
ペタっとなって欲しいところが逆なんだと覚えておきましょう!
ここだけの話で、本当にここだけの話ですが・・・弊社でも以前まで、お客様が欲しいとおっしゃるもんで安価な人工芝を取り寄せ施工してましたが、とうとう職人が
「綺麗にしづらいし、手間かかるし、施工しにくいからもう安い人工芝はやりたくない」
ってめちゃくちゃ嫌がられておる次第でございます。
高品質は施工しやすく、施工後も良仕上り
ウレタン仕様で毛立ちもいいメモリーターフは施工も加工もしやすい♪
隅やマス周囲のカットが容易なデュポンのザバーンと角が梱包のクセでめくり上がらないメモリーターフは隅々まで仕上りが綺麗且つ、カット加工さえ時間をかければ初心者でも施工ができます。
道具は、
- カッター
- 金槌(かなづち)
- はさみ
くらいで十分です。
人工芝は家族と過ごすもう一つのリビングへ
天然芝や雑草のメンテンナスフリー&緑引き立つ庭へ
ゴルフ&スポーツ練習場にも最適
スポーツ専用の大規模なグラウンドなどではゴムチップや土壌施工が必要な場合がありますが、住宅で使用する場合、私たちプロは高さを計り、土を鋤取って雨水や汚水マスが見えるように施工しますが、自分で施工をチャレンジしたいという方で重労働は極力避けたいという方は、土を取らず、雨水や汚水のカットをせずともある程度地面をしっかり平らに整地するだけでも後の仕上りが綺麗です。
amazonやネット購入での注意点 裏話含む
amazonで商品を販売する場合、5枚のカタログとタイトル付けが売上を出す為に重要だとAmazon担当者が言っています。(私たちもそう言われました。)
購買意欲を如何に引き出すものに仕上げるかということ。その為、販売側は多少でもPRできる少しの長所も大きく謳って販売しようとする為、デメリットは掲載しないことが多いです。
私は元々がガーデン専門なのでソーラーセンサーライトを販売する際、なんで色がブラックばっかりなん?日本の家はホワイトが多いのに、それはLIXIL:旧トステム営業マンの当時、外壁出荷ベースを見てあきらかだった為、現在でもそれは既存建築物として多く、amazonのソーラーライト市場にホワイトがなかった事を理由に「疑問」から単純に販売をチャレンジしました。
結果!
他がやっていることをしてもつならないので、ホワイトカラーにして「ピカコ」と名付け販売してみましたが、まじめに掲載して市場になかったという点だけで16,000個販売ベストセラーで完売となりました
最終的に約600件ほどのレビューを頂き、感謝!
とても勉強させて頂き、また貴重な経験値となりました。県外からのお手紙も沢山頂きました♪
- 可愛い(自分も思います)
- 対応が早い(森藤のおかげ)
- 白とライトの自然色がいい(ライトの色も景観にこだわり作る)
- シールだと壁から落ちる(もっと壁吹いてから張って欲しいなとは言えず)
- ビスで穴を開けたくない(確かに)
- CAINZと勘違いして購入した(笑)
- 日当たりが悪い箇所は充電できない(それがソーラーやん!と思いましたが)
- 同業のいやがらせレビューもあったり(沢山のリピートのお客様方がサイト内で守ってくれました)
販売する中、不具合もありましたが、リピートも増えていき、その声を活かして「ライトホルダー」も作ってみました。
しかし、amazonや楽天サイト内では熾烈な販売競争が当たり前になっているので、「メリットや良いところだけPRを強めていく販売」のやり方もその激しい競争の中で生き残っていかなければならない店舗ならば否定はできません。
毎回新たな商品を出すコストよりも他社と同品を出品してもPR次第で販売数が変わることも多い、その為売り手の伝え方がどんどん巧妙化されていてよく見えるよう錯覚もするはずです。
しかし、その反面便利にもなった事も事実ですよね。買い手は売り手の表現に騙されず、いかに便利な商品といい商品を見つけて付き合っていくかなのでしょうね。
そんな市場だからこそいい商品はいいということを実直に伝えることが大事だと数々の現場を施工と一緒に販売してきた私たちは今後もブログを通じて皆様に知って頂けるよう今後も努力を継続していきます。
商品をご購入の方はぜひ、「安い理由」をしっかりご判断なさって頂ければと思います。
今のネット商品でメイドインジャパンはとても少なく、コストを優先するには中国の生産力が欠かせなくなっています。これは有名なアメリカの企業に至っても同様。
以前から続く円安でアイリスオーヤマは中国工場を撤退し、日本に製造拠点を移行したそうですが、それでもネットサイトには中国製が大半だと思います。
日本人の転売ヤーや脱サラ目標に販売する個人セラーいます。
また、中国で作り、中国の人が日本のamazonで直接販売しているケースもとても多いです。
よく読めないブランド名や説明文がちょっと片言だったり、
「説明書は日本語の説明書が入ってます。」
「お問い合わせは日本人が日本語で対応致します。」
と書かれています。当たり前やろっ(笑)と日本人じゃないからそう書きたいやろうけど普通は記載しないですよね。
私たちは中国人セラーの人も見分ける事が出来る為、日常品なども安全に購入してます。
ちなみに人工芝は全てにおいて中国製。メモリーターフに関してもそうだと思います。しかし、売り手メーカーがしっかり業界で安全に購入地盤を気付ているおかげで弊社のような販売店に綺麗な梱包と不具合の無い商品が無事手元に届きます。
しかし、価格と耐久性は必ずしも比例する、それは結局今後の生活のランニングコストにも影響することがあること。それは昔も今も変わっていない事実は大手建材メーカーからガーデン専門店で地元密着、amazonベストセラーも経験した「製品のプロ」としてお伝えさせて頂きました。最後まで読んで頂きありがとうございました!(^^)!