危険ブロック塀の解体撤去工事【築50年以上!香川県高松市香川町K様邸】
【築50年以上】香川県高松市香川町 危険ブロック塀の解体・撤去工事
香川県高松市香川町K様邸でのブロック塀解体工事が完了しました。
- ブロックの縦割れ
- ブロックの傾き
- ブロックの浮き
- 鉄筋の膨張
- ブロックの目地割れ・横割れ
至るところに劣化が見られた現場でした。すでに破片が日頃から落ちている様子でしたが、8段目の一番上のブロックはいつ落ちてきてもおかしくない状態と非常に危険でした。戦後のちにできた古い歴史の分譲地だそうで、当時は車を持っている家庭が少ない時代だったというほど。なので、駐車場などが当時は無く、目隠しの為の高さがあるブロック塀が立ち並ぶ地域でした。
道が狭い場合は人力のみの解体作業
当時は車を持っている家庭が少なかったとおいうことなので当然道も狭い。通行の邪魔になってはいけないと思い作業は人力での解体としました。重機作業は通行車を交わせないので手作業で壊し、積み込み処分をする為の2tトラックだけ置いての作業ならいつ通行車が来てもOK!
実はご近所も心配してた・・・ブロックの破片
弊社は工事開始前のご近隣のご挨拶を欠かしません。事前に「音がする工事なのでご迷惑おかけします!」と事前にご挨拶させて頂きます。外構や塗装工事でも同じように行います。「ご丁寧に。」と皆様ご協力頂けていますが、解体はそれでも大きな音がなるのでそれでもやはりご迷惑だと思います(*_*;なのでしっかりご挨拶。
ご挨拶にお伺いする中でも色々勉強になります。
ご近隣から地域の様子や関係性、今回のように土地の歴史などは工事の安全対策につながる場合もあります。
また、ご不在の方にも私の代わりにお伝えしとくよーと助けて頂いたりとご近隣のご協力は挨拶回りから生まれます!(^^)!
今回はブロック塀の破片が道路に落ちていたりすることがあり、実は不安な様子でしたとお聞きしました。そんなお気持ちもお施主様の代わりにフォローするようにお伝えすることで尚ご協力頂けたりします。
危険だと思ったら、早めの撤去をお勧めしたい
私たちは工事の際、安全靴を履いて工事をします。ブロックは1ケあたり10㌔近くあったりするのでもし足に落ちてきた場合は大事にいたるほどです。人間に落ちてこない保証はどこにもないです。今回の現場はこの家にご家族は在宅では無い為、いずれ家も解体すると予定だと思われますが、お客様はご近隣に配慮され、「やはりブロックが心配だから。」と早急にブロック塀だけは撤去しようとなりました。今まで結構な現場数のブロック塀を解体してきましたが、劣化は壊していく過程で特に状態が分かります。ハツリ機を入れた際の感じではありますが、今回解体してよかったなと思ったくらいです。
隣地境界線のブロックが折半境界だった為、今回は隣地ブロックの解体は致しませんでしたが、年数は同時期にですので、劣化状態はほぼ同じ。しかし、次にフェンスや新規でブロックなどの施工がない為、ガラ空きになるので壊せません。ゴミなど隣地に入ってしまう事と不用心なので家の解体の際、隣地の方とのお話合いでどうするかご判断される形です。一応弊社は出来るだけ取り払い、補修、清掃も完了してきて、工事完工となりました。